ウォークメイト(ふじさわ歩友会)
ふじさわパブリックアート
散歩A(遠藤・大庭)
2023
12月20日
(水)


天気: 晴れ    参加者:65    距離:@6km A11km       担当:川澄
コース:

神台公園→湘南大庭市民センター→二番構公園→遠藤公園(6kmゴール)→北永山公園
→なかむら公園→石川岡田橋→天神スポーツ公園→六会日大前駅(11kmゴール)


辻堂駅、日当たりを求めてスタッフ打合せ 日本海側の皆さんには申し訳ない快晴の受付
第1班出発 大庭隧道を1列で
葉が落ちた中央けやき通りを進み 湘南大庭市民センターで迎えてくれた2体の少女像『春の歌』
市民センターに向かって右の像 市民センターに向かって左の像
二番構公園の水場で戯れる2人の幼児像 その上流の水が滴る甕を抱えた女性像
その奥にある噴水のポーズをとる3体の女性像 遠藤公園の大理石の抽象彫刻
『駆ける太陽と共に』
裏の方も丁寧に観賞 ここまで見てきたアートについて詳しく説明していただいた藤沢市アートスペースの杉本聡子さん(右から1人目)と鎌田さつきさん(同2人目)、有難うございました
小糸川にそって進み 北永山公園の太陽と雲のシンプルな彫刻
『空の表情』
なかむら公園を抜けて 引地川にかかる石川岡田橋のカタツムリ
天神スポーツ公園を通って ロングコースのゴール六会日大前駅へ

写真撮影:渡辺



 今年は師走に入ってからも比較的気温の高い日が多かったけれど、この日は素晴らしい青空の下平年並みの寒さが感じられる典型的な冬型の気圧配置となり、豪雪のニュースが伝えられる日本海側の地域にお住いの方々には申し訳ないような日和でした。真白き富士の嶺を遠めに見て神台公園をスタートし、大庭隧道を抜けて湘南大庭市民センター、二番構公園、遠藤公園、北永山公園、石川岡田橋を訪れ六会日大駅までの11km(ショートコースは遠藤公園までの6km)、天気は良いけれど途中のけやき並木は葉が落ちているなど冬の殺風景な景色のなかを淡々と歩いたわけですが決して退屈ではありませんでした。それは、今回の目的が途中の公園や公共施設に設置されたパブリックアートの観賞にあり、歩行はそのための移動手段だったからです。

 先ず湘南大庭市民センターの前庭で『春の詩(うた)』という名の小鳥と戯れる2体の少女像(ブロンズ製)に迎えられ、二番構公園では南側の入口から順番に水と戯れる2体の幼児像、水がしたたり落ちる甕を抱えた女性像、その奥の噴水にあるポーズをとる3体の女性像(以上全てブロンズ製)を観賞しました。さらに遠藤公園では『駆ける太陽と共に』という題の大理石製の抽象彫刻の表と裏をじっくり観賞しました。ここまでの6つのアートの観賞に当たっては、皆さんご存じの小冊子「あるいて。みつけて。ふじさわパブリックアート散歩」を発行している藤沢市アートスペースの鎌田さつきさんと杉本聡子さんに現場で詳細かつ分かりやすい解説をしていただき、大いに勉強させていただきました。

 ここでショートコース(6km)と別れたロングコース(11km)参加者は小糸川沿いに東に向かい北永山公園で『空の表情』という題名の石彫アートを観賞し、当会のゆっくりウォーク旗のデザインの基となっている引地川にかかる石川岡田橋のカタツムリを見てゴールの六会日大前へ向かいました。

 いつもの例会では公共施設や公園はトイレ休憩等を主な目的に立ち寄ることが多いためゆっくりする機会は少なくなりがちですが今回はそれらの場所に設置されているパブリックアートを見るために奥のほうまで歩いたりして新たな感触を味わうことができました。

 次回にも大いに期待したいと思いました。
(渡辺 正俊)