雨の中、参加者はすでに9時前から辻堂駅に集まって来た。リーダー達が早朝から協議した結果、「受付場所を神台公園から雨に濡れない辻堂駅北口の階段下へ移動、ロングコースのゴールを安全確保のため江の島北緑地広場から片瀬江ノ島駅に変更して小雨決行」。参加者へ変更内容を伝え、寒い中待たせないよう予定よりも10分早く受付開始。雨天でも150人以上の方々が集まり、狭い臨時受付場所はあっという間に満員。

今日のコースは皆さん熟知した道なので、次々と傘をさしてスタート。神台公園前の信号を右折して道なりに進み、上村橋(かむらばし)から引地川緑道に入ると少し空が明るくなり、天気予報通りに雨が止みそうな気配。緑道のフェンスにはかわいい自転車や子供等の絵が描かれ、きれいに整備された道だ。道の脇には所どころスイセンが咲いており、住宅の庭から梅の花もちらほら見えて早春の兆しも楽しめる。雨のお蔭で自転車が滑走しておらず、今日はウォーカー独占となり、安心して鵠沼海岸まで直行。

引地川緑道の終点の竜宮橋を通過して鵠沼橋に到達すると、スタッフがショートコース(鵠沼海岸駅ゴール)とロングコース(片瀬江ノ島駅ゴール)の分岐点の案内に立っている。どちらのコースにするか迷っている参加者や、江の島でのランチを楽しみに来たのでもう少し頑張るぞとロングを目指す方もいる。ここで丁度雨が上がり、皆さん傘を畳んで軽快な足取りでゴール。参加者とスタッフの皆さん、寒い中お疲れ様。

残念ながら、富士山は雲に隠れて見えず。配布された地図の裏面の“龍を見つけに江の島へ”(広報ふじさわの抜粋)の探索も江の島に渡れなかったので断念。しかし、気を取り直して２月のウォークメイト「江の島みちの梅」や「第15回ぐる～と湘南のみち」も企画しているので、再度「早春の江の島」を訪れませんか？　（田中　恭子）