「水道みちを歩く、横須賀水道みちをたどる」と銘打ったウォークは2020年3月1日から今回を除いて7回企画しているが、コロナの影響で中止になったのが過去に4回あり、実施されたのは一人歩きを含めて3回である。(過去実施したウォーキングの模様は当協会のホームページに掲載されているのでご覧ください。)
「横須賀水道みち」は1912年~1921年に旧海軍が水需要に対応するため中津川の半原水源地から横須賀の逸見浄水場まで総延長53kmの送水線路を作成したものである。送水線路の上は河川や丘陵があるため、水道橋や隧道が何か所も建設された。この水道管が敷設されたルートが「横須賀水道みち」と呼ばれた。
本日は朝から天気も良くホームページ担当の筆者は気持ちよくデジカメを下げてウォーキングを開始した。湘南台駅西口から6分の円行公園には早くからウォーカーが集まり受付開始を待ちわびていた。受付を済ませたウォーカーは公園の横を流れる引地川に出て右岸を進む。対岸の八重桜を眺めまた自分たちもピンクの八重桜や緑樹の下を気持ちよく進み、馬渡橋で引地川と別れ「水道みち」に入る。この先信号「桐原」を過ぎ桐原工業団地を進むと、いすず自動車藤沢工場となり「水道みち」は工場内を通っており、立ち入れないので迂回する。この先信号「石川大山」、「菖蒲沢橋」、「菖蒲沢仲の桜」と進み、ここから県道42号線に入り信号「新東山田」へと進む。信号を過ぎ暫く進み42号線を外れ左へ入り、ここからまた「水道みち」にもどる。少し進むと東海道新幹線にぶつかりガード下を抜けて進み「目久尻川」(城之内橋)を渡り、国分寺台の住宅地に入る。その先東名高速道路横断橋を渡り進むと信号「海老名高校東側」になり、ここが①12kmのゴールである。ここから海老名駅に進むウォーカーとさらに先に進み、②15kmに向かうウォーカーとに別れる。この先信号「勝瀬」、「河原口大繩」、「市立図書館西側」と進むと相模線の踏切にぶつかりそれを渡り、その先スタッフの誘導で大通りを渡ると②15kmの「相模川上郷配管橋」に到着。
この橋は「横須賀水道みち」のシンボルともいえる本格的なトラスト橋である。
このコースは途中三回の大きなアップダウンの坂道があったがコースそのものは比較的わかり易い道であった。 ご苦労様でした。
(露木 照久)
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