今日は春の気配、昨日までの冬の気候と変わって身体も楽で行動的な嬉しい季節感である。恒例の総会ウォ−オーク、初春の花を愛でながら、総会会場の藤沢本町にあるFプレイスに向かってのウォーキングとなる。
集合場所の湘南台駅近くの円行公では公園上段の梅林が見頃を迎え、紅梅・白梅が咽ぶように咲き揃っている。出発前に観梅を楽しむ参加者もおられた。
受付時間前から参加者がどんどん集まり広い公園もたちまち人の列で埋まって来た。
9時受付開始と同時に一斉に人が流れ始める。受付を済ませ地図を受け取りコースに出て行く。天気も快晴、参加者の足取りも快調で先へ進む。私も9:08ウォーカーの仲間に入ってスタート。コースは引地川に沿って散策路を下流に向かう。水うるむとまではいかないが、川面の水鳥の動きも活発である。今年の冬は寒さが厳しく長く続いたせいで、春の花の開花が遅れている。梅がやっと見頃を迎えたが、河津桜は引地川親水公園でも開花した花を見つけるのが難しく、まだまだ先の様である。
気温は20℃近くまで上がったと思われるほど暖かく、途中で上着を脱ぐ人も多かった。西側を臨むと富士山の頭がビルの上に見え隠れし、親水公園の最高地に登ってみると容姿をしっかりとらえることが出来た、春は確実にそこまでやってきている。
親水公園手前の川から少し離れた聖ケ谷の農家がある辺りには梅が栽培されており道路沿いに続く梅林は白一色でカスミがかかったように満開の花を咲かせ、ウォーカーの目を楽しませてくれた。
引地川をかなり下って国道1号線を潜る少し手前にある柏山公園の1本の河津桜だけは、5分咲き以上でウォーカーの目を引いていた。
養命寺近くの引地橋から川を離れ街中に入りFプレイスに隣接した新しい吉野町公園にゴール、11時を過ぎていた。
ここは街中の小高い丘の上にあり出来たばかりでこじんまりした奇麗な公園である。ゴールしたウォーカー達がベンチに腰掛け弁当を広げていた。公園奥の北方向に散策路が巨木の間に伸びており、小谷に橋も架かっている。最奥まで行くと西方向に視界が開け、富士山が下の方まで展望できる。隠れた展望台である。ベンチに腰掛けて富士山を観ながら弁当を摂るウォーカーもあった。公園直ぐ横が総会会場のFプレイス、IVVを受け取り階段を上がって行くと4階の入り口に辿り着いた。本日は天気よく暖かく快適なウォキングを楽しめた例会であった。
(阪本 茂義)
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