前日の台風一過の良い天気になりました。猛暑が続いておりましたが少し暑さは和らいだようである。湘南台の円行公園には朝の陽光を受けて緑がまぶしい。参加者の多くの人がすでに集まっておられました。
本日は「ゆっくりウォーク」のタイトルが付いている。5kmコースは小グループでゆっくり歩く。
10km,13kmコースは自由歩行ですので、あえて“ゆっくり”と歩く人は少ない。ご自分のマイペースで歩きますので、早い人はそれなりに早い。そのトップを歩く人を取材したく、私はスタート時間の15分前に出発し、途中トップの人を待ち受けた。スタートから2.5km地点の「藤沢ジャンボゴルフ」手前で反対側の歩道を競歩のごとく進み手を振ってゆく、トップの人であった。続いて2番手の人はコース通りのこちら側の歩道を進んでくる。あっという間に追い抜かれた。
本日の5kmコースを歩く人達は慶応大学ちょっと先の打越公園が集合場所になっていて、受付は9時30分からで合流地点の藤沢慶応前郵便局前にはまだ姿は見えない。
10km,13kmを歩く人達が続いて慶応キャンパス脇の静かな緑地帯を歩いて行く。しばらくして、サルスベリの並木道から小出川沿いと進んだ。まだ彼岸花が咲くには早いかなと思われたが一輪見つけた。
小出橋を渡り茅ヶ崎斎場前の里地里山の道を公園へと向かう。途中、秋の味覚栗、中身がない毬だけが多く落ちていた。秋の花が咲く里山公園入口の階段を上ったところは芝生が広がり緑一面でなだらかな地形である。公園内の「風のテラス」が10kmのゴールであるが、すでにウォーカーはいなかった。さらに公園正門まで行くと13kmコースの中間チェックポイントだ。
そして13kmコースへと歩を進めたが、前後にはウォーカーが見当たらない。文教大学正門のところで、後方からウォーカーが歩いてきた。ここの地点で地図は左折になっているが、コース変更となり直進し、一緒に後ろに続いて歩く。小出中央通りを右折し、一つ目の信号で左に折れると下り坂、遠方に丹沢山塊が見渡せた。やがて「みずき」の住宅街に入り、駒寄川にたどり着くとそこは「せせらぎ公園」であった。高木のヤシの木に目がゆき、すっきりした公園だ。新駒寄橋を渡ると川の中で子供達が何かを採取しているようだ。
川沿いの遊歩道を400m進み、「北陵橋」がゴールとなる。後から到着した人々はちょっと休憩をし“ありがとう”と一声残し、最寄り駅の香川駅へと向かっていった。
(藤井 誠)
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