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「大仏ハイキングコース」は2023年12月に実施されたが、当日は雨の予報で大仏隧道・長谷隧道・新佐助隧道・御成隧道を回るコースに変更となった。今回は晴天に恵まれたので、正規のルートで鎌倉海浜公園からスタートし、「葛原岡・大仏ハイキングコース」を歩く。
先ずは、由比ガ浜の海岸沿いを歩き、江ノ電の長谷駅へ向かう。長谷駅ではインバウンド旅行者が江ノ電からどっと降りてきて道の両側の狭い歩道が人であふれていた。このまま混雑が続くのか心配したが、観光客はぞろぞろと鎌倉大仏の高徳院へ入ったので、ようやく歩道が落ち着いた。
大仏坂トンネルの手前で長い階段を上がり、ハイキングコース入口に入る。ここからはいよいよ「低山登り」となりアップダウンが続く。木の根が張り出した急な山道は所どころロープも配置されているが気が抜けない。途中で岩に腰を下ろして休む参加者もおり、皆さんそれぞれのペースで進んで行く。週末ということもありハイカーも多く、お互いに道を譲りながら進む。海が見える展望スポットを過ぎて葛原岡神社の前に出た。イチョウが丁度見ごろで黄金色に輝いていた。北鎌倉駅からスタートして鎌倉山や大仏を目指す団体とも多くすれ違う。親子連れや外国人たちも鎌倉を楽しんでいる様子。
浄智寺でハイキングコースは終わり、長寿寺から鎌倉七口のひとつである亀ヶ谷坂を上り下りし、JRの線路沿いを歩いて鎌倉駅に無事ゴール。皆さんお疲れさま。
久しぶりの山道だったが、鎌倉の紅葉を十分に満喫できた。
なお、反省会では「ゆっくりウォークなので、無理のない迂回コースの選択肢も紹介すれば良かった」との意見もあり、今後の参考としたい。
(田中恭子)
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