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「横須賀水道みち」は旧帝国海軍が横須賀軍港への給水を目的に、中津川(愛川町半原)から逸見浄水場(横須賀市)まで約53kmにわたり建設した送水施設。このシリーズは毎年1回の企画として継続され、本日は厚木市から愛川町の水源地を目指して終了。
今回は、土地勘のない場所だったため、スタッフが集合場所の「厚木中央公園」と「厚木公園」を間違えてしまい慌てた。ようやく「厚木中央公園」に着くと、すでに参加者が集まっていたが、やはり開催場所が藤沢市から遠いためFWAの参加者が通常よりやや少なめであった。
公園を出発し、工場地帯の角をいくつか曲がって進み、スタッフが立哨案内している圏央道の下を通っていよいよ水道みちに入った。横須賀水道みちは、2015年に廃止されたものの、現在は散歩道や生活道路として親しまれ、車の往来が少なく歩き易い。交通安全のためのカラー舗装が、坂道には赤い縞模様、路地から水道みちへ入るカーブは黄色と、自治体による違いも見られる。ちなみに藤沢市では交差点がエンジ色か青色で、側道が緑。歩道橋からの眺めも富士山ではなく、丹沢の山々が連なり、地域の表情を確かめながら直進コースを歩いた。住宅街から郊外へ移るにつれ、植木屋さんの畑が広がり、剪定された庭木がずらり勢ぞろいしている景色も印象的。
スーパーマーケット前の10kmショートコースのゴールに到着すると、六本松バス停は帰路につく参加者で一杯だ。土曜日なのでバスの本数が少なく心配したが、全員乗車出来てほっとした。ロングのアンカーは昼食を摂って定刻にスタート。ショート担当は反省会と荷物の引き継ぎを終えてバスで帰った。
このシリーズは、コロナ禍で何回か中止もあったが、本日で数年に渡る全行程を完了(下記履歴参照)。チーフリーダの渡辺さん、本当にお疲れ様でした。
翌日、ロングコースの参加者から「22kmコースは面白かった。初めて歩く道で、まっすぐの道の脇に水道みちの石標がたくさん並んでいて、帰りのバスからは半原水源地跡も見渡せた。横須賀水道みちシリーズの最終日にふさわしい景色だった。」との感想も寄せられた。
水道みちは「ただの直線道路」ではなく、地域をつなぎ支えたインフラの遺産であることを改めて実感した。(田中 恭子)
【横須賀水道みちをたどるシリーズの履歴】
2022/11/26
奥田公園→川名→柏尾川配管橋→深澤→大仏隧道→長谷観音前→由比ヶ浜駅→滑川配管橋→水道路交差点→鎌倉駅
2023/02/07
奧田公園→川名→柏尾川配管橋→柄沢橋→遊行寺坂上→翠ヶ丘公園→大清水橋→境川配管橋→立石二丁目(分岐)→善行駅(①ゴール)
(分岐)→天神町三丁目→引地川配管橋→六会日大前駅(②ゴール)
2024/04/20
円行公園→引地川・馬渡橋→桐原→石川大山→菖蒲沢仲の桜→目久尻川・堀之内橋→国分寺台第4公園→海老名高校 東側交差点(①ゴール)
→河原口大繩→相模川・上郷配管橋(②ゴール)
2025/10/17
鎌倉海浜公園由比ガ浜地区→水道路交差点→逗子駅前→東逗子駅前(①ゴール)→逗子アーデンヒル入口交差点→大山田隧道出口→按針塚入口交差点→逸見浄水場坂下(②ゴール)→JR横須賀駅
2026/02/14
厚木中央公園→鮎津橋→圏央厚木インター入口→長坂南公園→ベルク厚木下川入店前(①ゴール)→桜台団地入口→水道坂→角田大橋→田代→馬渡橋→愛川トンネル→愛川橋→顕妙寺→半原水源地跡(②ゴール)
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