寄り道・道草84 | |||||||||
しば台風などにより壊された。現在の弁天橋(389m)が架かったのは昭和34年(1959)になってからのことであった。 江ノ島は東洋のモンサンミッシェルと宣伝している。モンサンミッシェルには2004年4月に旅行した時の写真、メモがある。まず、どちらも信仰の島であるということだ。日本国内にはいくつかトンボロができる島があるが、島に信仰となる神社があるのは少ない。江ノ島には古くから弁財天信仰があり、多くの庶民が参詣していた。 モンサンミシェルの島の頂上には修道院があり708年建設された大天使を奉る聖堂があり一般公開され、日本語のパンフレットも用意されていた。モンサンミシェルの島の規模は周囲900m。一方、江ノ島は4000mもあり面積にして江ノ島のほうが10倍も大きい。しかし、大きな違いは島をめぐる干満の差である。江ノ島の場合、大潮の場合最大1.5m位だが、モンサンミシェルのそれは15mを超すとされる。また地形上、モンサンミシェルはフランス西岸にありヨーロッパでも屈指の干満の差が激しいサンマロ湾の南に位置し、潮の干満差はなんと10〜15mを超すとされ、古来、多くの犠牲者が出た。2009年には環境問題から地続きの道路が取り壊され、2014年には新たな橋が完成した。しかし、翌年3月,日食に際、開通されたばかりの連絡橋は海面に没し、孤島となったことがあったという。
真ん中の写真は参道。江ノ島と同様、道幅は狭くごった返していた。名物はオムレツ。食事した人の話では、特にど〜てことがなく、店員も無愛想だったという。 参考:2024年,江ノ島にトンボロが現れ,島まで歩いて行ける日は藤沢市観光協会のホームページで見て下さい。 (参考)2015年7月1日付 江ノ電沿線新聞 モンサンミシェル修道院案内書 藤沢市観光協会HP |
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