随筆


ウォーキングの想いと健康への感謝

坂本 博

 私にとってのウォーキングは第二の人生そのものである。出会いは平成10年10月、お江戸日本橋から京は三条大橋まで126里6丁1間(約492km)の東海道を全て歩いた翌11年の5月祝日のこと。調布市深大寺と野川公園界隈で、ゼッケンを付けたウォーカー(東京スリーデーマーチ)の行列に出会い、ビックリし感動を受けJWA会員へ入会。

 あれから15年、①当時、肥満(メタボ)だった体重64㎏が12kg減量。今では身体が締まり、身体が軽くなり疲れにくく体力は衰えず、寝つきが良く、目覚めが早い「日々最善の生活習慣」の確立。②歩くことでしか見られない景色や名所・旧跡、そして素晴らしい大勢の仲間との出会いで感性が豊かになり「充実した老後環境」の確立。③古希70才を迎えた今年、コツコツと積み重ねたIVV(JWA記録認定) 距離30,000km 回数1,500回(FWAイヤーラウンドウォーク390回)を達成。当面、IVV距離40,000kmとFWAイヤーラウンド540回の早期達成を目標に、「前向きで有益なウォーキングの楽しみ方」を確約。以上は過去・現在・将来のウォーキングの「おかげ」である。

 今年の敬老の日の報道では、日本の総人口の8人に1人が75才以上、4人に1人が65才以上となる高齢化社会が急速に進み、「体力の衰えは足から」といわれている。これからも私は毎日歩くことを励行し、継続は力なりをモットーに「自分の健康は自分で守ることのできるウォーキング」を100才まで続けたいと思っている。