随筆
高田 栄 |
いま新聞やテレビで毎日のように認知症が取り上げられています。この病気にかかったとしても「痛くもない・かゆくもない!」。自分にも、周りの人達にもわからない!わかった時には病気がかなり進んでいる! 認知症とは「脳の病気がもとで、記憶力や判断力が衰えていく脳障害です」。現在、我が国の患者数は460万人以上とも500万人以上とも言われています。さらに認知症予備軍は数百万人とも言われ、「高齢者の7人に1人が発症する」可能性ありと言われています。認知症の主な原因としては、①異常な蛋白質が脳に蓄積し「正常な脳細胞が破壊される」アルツハイマー型 ②加齢や、脳出血などの血管障害によっておこる「脳細胞が減少する認知症」があります。 さらに問題なのは、上記の①番型で若年認知症も増えていることです。初期の認知症ではうつ病と診断されてしまうこともあるそうです。アルツハイマーの初期症状として特徴的なことは、物忘れ・同じ物ばかり繰り返し買う・簡単な暗算ができない・2つ以上のことを同時に作業できない・季節に合う服装ができない。大切なことは「認知症にかからないこと。かかったならば進行を止める・遅らせる」ことです。 認知症を予防しましょう。そのために次のようなことに気をつけましょう。 ①食生活に注意し野菜・果物・魚を中心になるべく多くの種類の食品を食べよう。たまには赤身のお肉も。 ②適度な有酸素運動で筋肉を鍛える。脳を活性化させる。 (我々には、ウォーキングがあるではないか!) ③たくさんの人達と会話する。 ④読み書き・クイズ・楽器演奏などで頭を使う。 ⑤オシャレな服装などで若さを保つ。 我らは若い!楽しい・パワーあるウォーキングを楽しみましょう。そしてウォーキング(運動)で認知症を蹴飛ばそう。 |