随筆


『沢山』 から 『より楽しんで』 へ

馬場 弘之

 皆さんご承知の通り、日本でウォーカーのゴールのひとつは、地球の赤道一周の長さに当る4万kmをIVVで歩く事です。

 私のウォー
キング歴は2002年4月に「相模原市WAの『田名の鯉のぼり』が開催されるとの新聞記事」を読んだ事に始まります。沢山の鯉幟が相模川の上に泳ぐのをぜひ見たいと女房と一緒に参加し、その場で協会にも入りました。その当時は会社の定年には未だ間があり、土日ウォーカーとなりました。その年に歩いたのは800km、本格的に嵌った翌年でも1,800kmでしたので、ゴールはズ~ット先の事と思っていました。その私が昨年(2015)末で“あと一歩”になりました。

 思い返してみますと、『藤沢でウォーキングをしている事』が達成への大きな要因だったと判ります。先ず天候に恵まれています。一年中(雪等で)歩けない日は殆んど有りません。また、FWAを筆頭にKWA各協会は日本中で他に例を見ないほど多くの例会を、県内の色々な場所で、提供してくれています。

 更に、YRの存在があります。仕事に行く日が徐々に減るにつれて、それまで歩けなかったYR(ブロンズの1枚目30回達成に3年半も掛かっています)の比率が高まり、4万kmの4割を超える程です。


 さて、ゴールの先をどうするかですが、FWAの例会を手伝うようになってからウォーキングの幅が拡がったと思っており、「皆さんと一緒に楽しんで!!!」を距離の代りにして、更に歩いていきたいと考えています。