岩下 秀子

私がウォーキングを始めたのは16年前の1月、小田原の七福神巡りでした。退職後、何か始めなければと思っていた時に、ふと目にした新聞記事を見て参加しました。スタート時には知り合いの人もなく、心細かったのですが、それでもゴール間近では、こんなに楽しいことがあったのかと思いました。 　その後2008年にＦＷＡに入会し、ますますウォーキングの虜になってしまいました。入会直後はただ楽しくて、がむしゃらに歩くだけのウォーキングでした。それでも少しずつ慣れてくると、先輩ウォーカーやウォークメイトのウォーキング教室を通じて、ウォークの基本を少しずつ学びました。その頃は近県のイベントウォークへの参加も楽しみで、早朝の一番電車で張り切って出かけて行ったものです。ところがそんな折、母が入院し介護そして葬儀と慌ただしい日が続きやむなくウォーキングを中断することになりました。その後は私も体調を崩し、もうウォーキングは出来ないと諦めていました。 　そうした日が続くなか思いがけず先輩の皆さまから励ましやお誘いの電話やお便りを頂きました。ＦＷＡの会員になってまだ間もない私に、それは本当に有難い事でした。そして2年半ほどのブランクを経て、久しぶりにウォークを再開してみることにしました。 　やっぱりウォーク仲間と一緒に歩くことは楽しいものでした。今はこの楽しさを満喫しながらマイペースで歩いています。そして何よりもこの楽しさを取り戻させてくれたウォーク仲間の方々、いつも感じ良く接してくれるスタッフの皆さんに感謝しながらこれからも歩き続けていこうと思っています。