随筆
谷村 彪 |
湘南ふじさわウオ−キング協会も今年10月に設立20周年を迎える。良い機会なのでタイムスリツプして創成期から発展期の頃を思い出してみたい。
8名の応募者があり15名のスタッフで活動開始という事になった。簡単な会則を制定し、例会の企画、運営を担う事になる。記録にも残っているが、1993年の例会は8回で延べ364人、翌年は20回開催して延べ802人で一回平均は40名〜45名であった。1995年には協会旗及びロゴマ−クを制定し、1996年初めての「藤沢七福神めぐり」を実施する。例会回数は月1回程度であったが参加者は95年712名(64名/回)、96年1466名(122名/回)、97年2416名(161名/回)と順調に増加する。 そして諸問題を乗り越えて1997年10月に会則を全面改訂し、会員制による協会として新発足し発展期をむかえる。スタ−ト時の会員数は174名。この時期、私としての印象深い出来事は二つ。その一つは宿泊を伴う“特別ウォ−ク”、もう一つは“ゆっくりウォ−ク”を開始したことである。初めての“特別ウォーク”は1998年5月、藤沢市の八ヶ岳体験教室の宿泊施設を利用しての高原ウォ−ク。そして尾瀬へのウォ−キングと発展していく。この時期の正田さんのバイタリティ−は迫力があった。 そして“ゆっくりウォーク”である。“ゆっくり”は2001年5月に実施したアンケ−ト結果をもとに、自称6人衆が某居酒屋で意見を取り交わした結果生まれた例会である。「早く歩くだけが能じゃない。歩きにもっと楽しみを付け加えたら良いのではないか・・」というものである。 ![]() |