協会設立20周年にあたって

 馬場 弘之     .
(湘南ふじさわウオーキング協会 会長)
.
 湘南ふじさわウオーキング協会設立20周年を会員の皆様と共に迎える事ができ、本当に嬉しく思っています。これもひとえに、協会の発展に尽くしてこられた歴代の役員・スタッフの皆さんとその活動を強力にサポートして下さった会員の方々のおかげであると、深く感謝しています。またこれまで藤沢市関係部門から賜ったご支援、多くの企業・団体からお寄せいただいたご協力にお礼を申し上げます。

 平成3年9月、協会の前身「藤沢市歩け歩け協会」が設立され、その後、ウォーキングを取り巻く環境に対応するため、平成9年10月、会員制による新協会としてJWAに加盟し再スタートしました。

 以来20年、社会は経済の高度成長時代から安定成長時代・低成長時代に移行し、現在では「少子高齢化」社会が現実のものとなってきました。私たちのウォーキングもこのような社会の動きに大きな影響を受けています。定年延長、一億総活躍社会による、ウォーキング開始年齢の後退、そして同時進行するスタッフの高年齢化はマイナスの影響でしょうし、一方医療・福祉分野へ増大する予算の削減案としての「健康寿命の延長」施策は今後プラス面に働くことでしょう。

 私たちも次の10年に向かって、社会からの多様なニーズに応えられる協会、ウォーカーの皆さんの期待に応えられる協会であり続けられるように、スタッフ一同心を一つにして進んでいきたいと思います。協会の持続的活動を維持するためには会員の皆様のスタッフ参加が喫緊の課題となっています。

 会員の皆様には従来にも増してご支援をお願いする次第であります。