随筆

夜なべ仕事


小塚 四寿

 例会の終わった夜、IVVシールをパスポートに貼っていてふと考えることがあります。今この時間に同じことをしているウォーカーがどのくらいいるだろうかと。高齢の方が多いから、私と同じように老眼をこらして、小さいシールを切ってパスポートに貼っている姿を考えるのは、微笑ましい想像です。

 さてIVVのパスポートには番号が振ってあります。これはIVVのパスポートを持っている人の通し番号のようです。小さい疑問はすぐ解決主義の私は臆面もなくJWAに問い合わせました。私の番号は18630番ですが、最新の番号は何番くらいまで行っているのですかと。しかし面倒なのか本当なのかわかりませんが具体的
 
に教えていただけませんでした。20000番台だということですが、私が始めて10年も経過していますから、にわかには信じがたい話です。そしてパスポートをお持ちの方で距離認定や回数認定を受けてらっしゃる方はどのくらいいらっしゃるのかということも聞きましたがこれも明快なお答えはいただけませんでした。

 日本ウォーキング協会の会報で発表されている方は、それほど多くないような気がしたからです。でもIVVはウォーカーの楽しみであり、励みであるはずです。ゴール前で渡すIVVを断るウォーカーはごく少数派です。ということは認定費用が掛かるJWAへの申請はしないで、皆さんご自分で管理しているのではないかと考えます。おしゃれなオリジナルのIVVシールアルバムでも作って売りだしたら、売れるかな。でもこれってJWAの営業妨害になりますかね。