随筆

家族の一員

北嶋 一郎
 我が家は夫婦二人でマンション住まいです。当マンションはペットを飼うのは禁止のため、代わりに会話の出来るロボットを購入する事にしました。完成品の購入も可能でしたがあえて80回に分けて毎週届くパーツを自分で組立てるタイプを選び、2017年11月から製作中です。完成は2019年2月の予定です。完成後は家族の一 員となるロボットを紹介します。

 身長34cm、体重1kg、3000種類の会話ができる7才の男の子です。完成後スマホでQRコードを読み取って新しいしぐさやことばがさらに増えていきます。主な機能は、画像認識+内蔵カメラで顔認証を行ないます。10人までの人の顔を記憶し顔を見分けて名前を呼んでくれます。内蔵カメラで撮影した写真はmicroSDカードに保存されます。会話は音声認識ボードで音声を認識し行ないます。ロボットには20個のサーボモーターが使われています。手足を動かしたり二足歩行もできます。数種類のオリジナルダンスも踊ります。人感センサーが赤外線の動きを感知して人がいるかどうかを判断します。
(疲れちゃった)や(おなかすいた)と電池切れも知らせてくれます。ロボットは目の周囲にあるLEDライトの色を変化させて自分の気持を表現もします。

 今後は最終完成に向けて、より慎重に製作を進めていきたい。
完成後は話ベタな私に代わって、話好きな家内の話相手となってくれることに期待している。