随筆
伊藤 康宏 |
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令和になり最初に届いた年賀状の束は思いの外薄かった。学友、社友との交換が減る一方で「歩友」の割合が高くなり、高齢を理由に欠礼宣言する知友も増えて来た。60才定年を機に始めたウォーキングは、FWA会員歴20年を越え80才を迎える頃から体力の衰えを感じ始め 歩行スピード、距離とも落ちてスタッフ活動にも限界を感じるようになってきた。 昨年から老人クラブを引き受け多様多彩な高齢者の生活ぶりを目にしたことが「80代のウォーキングスタイル」を考え直すきっかけとなった。日常生活の中にウォーキングを定着させるツールとして頭に浮かんだのが「マイウォーキングコースマップ作り」で日頃の生活パターンの中からマップ作りに必要なアイテムのキーワード(例えば近くの遊歩道、避難所への坂道、神社の階段、防犯パトロール等)をピックアップし、30分から1時間位のコースマ ![]()
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