随筆

コロナの日々

川澄 武雄
 戦時下でもない、未曾有の感染症禍のもとでウォーカーの皆さんはどのように毎日を過ごされていることでしょう。

 私はコロナの緊急事態宣言が出ている中で80才を迎えることになりました。2,3年前から少し体にガタが来たか・・と自覚していたので、この春はギアを上げて体力をつけなければ・・と思っていた矢先にコロナでマスク生活!3密を避けろとか県外に出るなとかで足止めされてしまい、横浜にさえも出る気がなくなった。FWA例会は3月から中止になってスタッフ活動もなくなった。それでも3月4月は適度にマスク掛けして近郊を歩いた。その頃大磯で地元の人から「藤沢から来たの?感染しそう!」とオーバーに腰をひかれ苦笑い。5月に入ると暑くなり、さらに梅雨入りしてウォークはギブアップ状態。家にいる時間が長くなり、書棚の本や新刊を読んでいるが、その間にも藤沢市の健診を受けると、お腹まわりがまた増えてるねぇ、と言われた。

 トシをとると時間が早く過ぎて、半年一年なんかアッと言う間だが、今年はコロナのせいで、実にゆっくりとひと月が過ぎているように思います。運動不足が長期化しているので、健康がむしばまれ免疫力が落ちないように頑張らなければ!まもなく始まる例会も、今まで通りのウォークではなくて、足慣らしから徐々に元に戻していきたいと思う。

 最後になりましたが、年初以来の保健所や医療従事者の皆さま方の保健・医療活動に心からの謝意を表したいと思います。公私にわたる生活で大きなストレスを受けながらも、コロナ最前線で献身的な仕事を続けて頂いていることに深く感謝いたします。