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私は昭和48年4月(1973年)、39歳の時、神奈川県茅ケ崎市で耳鼻咽喉科・気管食道科の医院を開業しました。この年の6月、茅ヶ崎市立小出小学校の学校医を拝命し、平成30年度(2018年)まで継続して46年間勤めました。また、耳鼻咽喉科の専門医は少ないので、昭和49年4月から平成18年までは小・中・高合わせて年間5〜7校担当し、診療の現場から引退した平成19年から平成30年度までは小学校のみ年間2〜4校担当しました。 学校医として叙勲で勲章が授与される基準は、1校40年以上勤務らしいのですが、何しろ神奈川県は47都道府県のなかで人口(約921万人)は東京都に次いで二番目に多く、医師数(約19,600人)は東京都、大阪府に次いで三番目に多い県です。私は授与基準の3〜4倍勤め、そして、86歳になって、やっと順番がまわってきたようです。これは長生きした人生のおまけみたいなものでしょうか。 |