バスウォークの裏話

阪本 茂義
上高地・乗鞍高原散策(2014年7月8~9日)
乗鞍岳の直下、標高2700mの畳平にある高山植物のお花畑のウォークを計画した。
乗鞍エコーライン開通予定直後で、高原にある宿泊ホテルの夏料金になる前の間をとって日程を決めた。しかし開通予定日を過ぎた当日も除雪が間に合わず全線開通にはならなかった。
が、事前の確認で貸し切りバスであれば、大雪渓前(2,600m)までは乗り入れ出来る事が分かったので、天気も上々、朝早く2台のバスで出発。エコーラインゲートでOKサインをもらい、右に左に何度もカーブしながらエコーラインを上り大雪渓前に辿り着いた。
目の前の大雪渓に大感激、雪渓越しに乗鞍岳が臨め、反対を見れば、はるか彼方まで山並みを臨むことが出来、素晴らしい景観であった。
その中を今来たエコーラインを自由歩行で下っていく。まもなく雪の回廊となり雪の壁の感触を楽しみ、道路わきの高山植物を観賞しながら、一般車が通行しない安全なエコーラインのウォークを満喫した。お花畑には行けなかったが、めったに体験できない雪の回廊の高原ウォークを楽しむことができラッキーでありました。
全線開通前でエコーライン通行料も駐車料金も只、浮いた会費は安曇野のおやき専門店で参加者のお土産に化けました。



ふくしま吾妻荒川花見山ツーデーマーチ(2016年4月8~10日)
せっかくウォークを三春の滝桜見物コースに設定した。
桜の状況確認も兼ねて直前10日前下見となった。3人で夜行バスで移動、翌朝早くから三春町を歩き回った。1時間も歩いて滝桜に着いたがまだ蕾は固く地元の女性に聞いても開花は2週間も先だろうとつれない返事にがっかり。
ところがどうだろう、本番では昼食場所の三春ダムから歩くこと約1時間、滝桜は見事に咲いているではないか、思わず歓声を上げた。すべての苦労が吹っ飛んだ思いであった。自由見学で、各自それぞれに遠くから、近くから景観を楽しんでいた。
翌日からのツーデーマーチも穏やかな天候の下、荒川・花見山とも満開の桜、花、花、花で満足の花見ウォークであった。