県外会員便り

バーチャルウォークのすすめ
平野  武宏
FWAに入会すると国際市民スポーツ連盟パスポート(参加記録証、距離記録証)とウォーキングダイアリーがもらえます。例会やYRでもらうIVVと称する参加回数や参加距離を記録するパスポート・手帳です。
収集するとご褒美があり、私も当初これに夢中になりました。始めた約25年前は例会参加者も少なく昼休みにスタッフがスタンプ印を押していました。その後、参加者の増加で印刷した用紙がゴールで配布となりました。家に戻り、切り離して貼り付けました。IVVは認定大会の参加でもらえますので、足が弱くなったり、リハビリ中で例会に参加できないと、この楽しみがなくなります。コロナ禍で例会が中止になるのと同様です。



FWAでは早くからバーチャルウォークを取り入れ対応しています。散歩などの距離を累計して進む、すごろくのようなものです。距離は市販の万歩計やスマホで自分の1歩の長さをインプットすれば算出されます。HPの「YR四季の道」には多くのバーチャルウォークのコースが紹介されています。写真上はHPから印刷した「甲州街道44宿」の記録用紙です。各宿場まで2キロごとのマスが設けられていますので、毎日歩いた距離のマスを塗りつぶします。仮想のウォークの旅ですが、歩いている場所の名所旧跡や名物を調べて楽しめます。私はご当地の駅弁や名物を買い求めてバーチャルの旅を楽しんでいます。「甲州街道」の前は「奥州街道を竜飛岬まで」で宇都宮宿から229日を要したバーチャルウォークでした。1日平均約3キロです。映画「男はつらいよ」の寅さんが「テキヤ殺すに、刃物はいらぬ。雨の三日も降りぁいいでしょう」と言っていますが、私も雨の日は歩かないので前に進めず足止めでした。「奥州街道」の前に歩いた「中山道六十九次」では同じく木曽路を歩いていた八柳修之さん(バーチャルウォークの提唱者)と連絡を取り、京都三条大橋のゴールで待ち合わせ、京都「木曽路」でバーチャル会食、お互いの完歩を称えあいました。

多くの人がバーチャルウォークに参加し、それぞれの楽しみを見つけて、バーチャルウォークを盛り上げてください!!