随筆
吉田 智恵子 |
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平成22年度、第11期生として横浜シティガイド協会に入会し、1年間の研修の成果として「公園が語る山手の居留地」という1冊のガイドブックを、同期10名で作成しました。先輩方に配り、山手をガイドする当日に体調を崩し案内できませんでしたが、79ページのA5サイズの1冊は私の宝物です。 山手を歩くお薦めのコースは、石川町駅元町側改札口を出た所にある地図を片手に坂を上り、「ブラフ18番館」「外交官の家」のあるイタリア山庭園から港を一望します。メタセコイアの並木がとてもきれいです。尾根道の山手本通りを行くと「ベーリックホール」「エリスマン邸」に出ます。元町公園には弓道場、プールもありますので1周して山手本通りに戻り「山手234番館」へ。ここには山手西洋館グッズが揃っています。外国人墓地を左に見ながら「横浜イギリス館」に。隣の「111番館」から港の見える丘公園に出ます。みなとみらいの景色は浜っ子の自慢の一つです。Googleで横浜市歌を聴いていただけると嬉しいです。 フランス山公園かアメリカ山公園から元町に出ても良いですが、公園の前から「赤いくつ」号に乗車して、音声ガイドを聞きながら大桟橋、赤レンガ倉庫を通って桜木町駅に出るのもお薦めです。重慶飯店の売店にある小粒月餅は、ペリー上陸のパッケージですので、お土産に是非!すべての公園、西洋館に詳しい歴史ガイドがありますので、お一人でゆっくり山手を歩いてみられてはいかがでしょうか。 4月にFWAに入会したばかりですが、地図を片手にウォーキングする楽しみができて、とても嬉しいです。よろしくお願いします。 |