八柳 修之・ |
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11月29日(水)のウォークメイト(以下WM)は、2005年2月にスタートしてから200回を迎える。ここでWMの歴史を振り返って見よう。2005年2月、河原 農氏(故人)が、歩きたいが誰か一緒に歩く人がいないか、そういう人達のニーズに応え、YRを一緒に歩いたのが始まりである。WMの命名は福井正彦氏。第1回は2005年2月、YR江の島コース12㎞を歩いた。その後、コースをYRに限定せず、藤沢市内を歩くコースに変更。記録がある2006年7月の大船フラワーセンター(リーダー西澤久裕氏)では36名の参加があり芝生でクールダウンを実践し好評であった。これを契機にWMではウォーキング教室を行うようになった。当初は江尻忠正会長が講師、その後ウォーキング指導員が短時間、歩測測定、持ち物などの話を行った。いつウォーキング教室が行われなくなったかの記録はない。 2007年、藤沢市が公益的市民活動を行っている団体に対して助成金を出す制度が出来、同年6月、「WM&ウォーキング活動事業」について申請した。公開プレゼンの際、審査委員長の大学教授は「ウォークは遊び。そのようなものに公的資金は出せないとし、同調する委員も多かったが、平野武宏会長の粘り強いプレゼンと、委員の中に応援する方もいて、半額の20万円に減額されたが交付を受けた。2008年9月、藤沢市老人クラブ連合会の50周年イベント「ムリのないウォーキング講座」(平野・長津両氏企画・実施)がFWAスタッフ支援の下、市内15地区で行われ参加者延べ607名があった。 また、2009年5月、藤沢市景観まちづくり課が行う市制70周年記念事業「わがまちふじさわ景観ベストテン」の選考にあたり、藤沢在住の役員は13地区の選考委員として協力した。これら協力のスタッフの交通費等は市やレクリエーション協会等の補助金等から支出すべき、別にした方がよいということになり別会計とした経緯があった。 2012年2月、FWAの組織変更があり、行政・地域活動を主とする第4事業を「ふじさわ歩友会」(WMの和訳)と自立させ財布を別にし、WMは市や地域が行う市民健康づくりとしてウォーキング普及活動も支援し、会計を別にし独立採算で取り組むこととなった。(WMの会長はFWA会長兼務)。 WM参加者の推移をみると、参加者が100人を超えたのは2009年4月の藤ロード(平野・深澤)126名、その後100名を超えることは少なかったが WM助成金の一部を使って「13地区130景をめぐる」スタンプ帳を作成してから、参加者が100名を超える例会が続出した。
コロナ下で約2年近く休止したが、再開後はFWAのなかで唯一小グループ歩行を取り入れ、和やかな雰囲気のもとで実施している、参加者も50~80名で推移している。 なお、統計資料については岡村事務局長から提供いただきました。 *WM設立当初から関わって来た平野相談役の願い ウォーキングを知らずに、参加に一歩踏みだせない人を対象として始めたWMは、今まで参加していたが高齢や体調不良等で参加が難しくなった人を再度一緒にウォーキングを楽しむことに引っ張り出す例会になることを期待したい。 |