平成27年2月19日 池内淑皓
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8月8日(金)滞在20日、明日は帰国、長いようで短かかったベトナムの旅もやっと最終章となった。
休養を兼ねて、今日はゆっくりと動物園・植物園に遊ぼうと思う、私は外国旅行すると出来るだけ動物園を訪ねる事にしている。
動物たちの飼育の仕方、見せ方がその国の文化の目盛を表していると感じているからだ。子供達には豊かな夢を与える、大人達にはホッと癒される場所、これが国の目指すところではないだろうか。
動物園へはホテルから歩いて40分程の所にある。宿からベンタイン市場に出て、統一会堂(旧大統領官邸)前に行き、正門入口を背にして広いレユアン通りを歩く、この辺りはフランス領事館、イギリス領事館等が建ち並ぶ街区だ。
レユアン通りの突き当りが動物園と植物園併設となっている。この動物園はフランスの統治時代に造られ、特に「蘭」は東南アジアで最大規模を誇っていたと云う、ベトナム戦争で破壊されたが、植物園の中に動物園が埋まっている感じがするスケールの大きい施設だ。またこの敷地内の一角には歴史博物館があるが、ここは既に記述したので省略する。
動物園の中を歩いて見よう。
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統一会堂から「レユアン通り」を歩くと、緑豊かな動・植物公園に突き当たる
(地球の歩き方、「ベトナム」)
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「動・植物公園入口」 100円の入場券を購入して入る、正面が入口
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「象の看板」 なかなかしゃれた木造の案内板だ
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周りがジャングルの様に緑に囲まれていて、自然な環境で飼育されている雰囲気がする。園舎の周囲には高圧電線ケーブルがあるが、比較的自由に飼育されている
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「白サイ舎の看板」
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高圧ケーブルが無ければ、園舎の境界が分からない
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緑豊かな植物園の中に動物園がある、ここは熱帯であるから大きな樹木が育つ
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園内遊歩道
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植物園の中に動物園がある、緑の屋根は動物たちのケージ
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緑に囲まれて隠れるようにケージがある
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「キリン舎」 ここは熱帯地方であるから、保温のための小屋は不要で、雨風が凌げる風通しの良い 建物で十分なのだろう。
残念ながら冷寒帯に生きるペンギン、シロクマ、アザラシ等は飼育されていなかった。
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オオトカゲ、人間が食べられてしまいそう
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「鰐舎」 ワニたちは広い池の辺で昼寝、見学者たちはワニ舎を取り囲む遊歩道から見学する
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ダチョウ園舎
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「蘭園」 東南アジア随一と云われる蘭のコレクション、ベトナム戦争でかなり破壊されたという、それでも圧倒的な種類のランが並ぶ。 ベトナムは瀬戸物の国、さまざまな鉢が素晴らしい
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ベトナム最後の夕食は、屋外レストランの「クワン22」に行く。
外に調理器具を持ち出して、青色のシャツを着たスタッフ達が調理する、旨そうな匂いが町中に立ち込めて食欲をそそる
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仕事帰りの独り者のお兄ちゃんと、いつもここでご飯を食べて家に帰るのだという。
左側の料理は、蛙のから揚げでとても旨い。
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ベトナムは若い人が多い、到る所でこのような 夜遅くまでこの熱気が続く
風景にお目にかかる。
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ホーチミン空港 日本が見える
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一人旅を長く続けていると、機内から見える日本の大地にしぜんと目頭が熱くなってくる、帰って来たのだ。
平成26年8月9日滞在21日目、長かったようで短かったベトナム縦断旅行。ホーチミン空港23:50発のANAで成田に向かう。 ビザは30日間あるが、もしパスポートを紛失したら、再発行に2日以上かかるので、そのリスクを回避するために、滞在期日を20日に設定した。
齢73歳での長期にわたる熱帯地方一人旅は、肉体的にも精神的にもきつくなってきた、今の所好奇心の方が優勢であるから何とか旅が続けられている。このチャレンジ精神が、健康と精神的な若さを維持する秘訣なのかもしれない。
2014年8月10日、帰国してから旅行記を書き始めて今日2015年2月19日に書き終える、
これで私の頭から「ベトナム」が遠ざかり、また新たな旅の模索が始まる。
Hen gap lai (mata oai simasyou) Tam biet (sayounara)
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完 |
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