平成27年4月13日 池内淑皓
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2014年(H26)4月20日(日)日本橋から三日かけてここまで歩いて来て、これから”大阪まで歩くぞ”と云う新たな覚悟とファイトが芽生えてくる。
クラブツーリズムの旅行企画に乗って、これから42回(3年6月)かけて大阪箕面(みのお)まで約1600kmを歩くつもりでいるけれど、「元気で歩き続けられたらいいな」と言う思いが先ず頭をよぎる。
松尾芭蕉の言葉を借りればキザな台詞になるけれど、私としては人生最後となるであろう、大きな旅である事に違いない。 ”片雲の風に誘われてイザ出発”。
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クラブツーリズム社の「パンフレット表紙」
しばらくはクラブツーリズムのツアー企画に参加して歩く方が友達も出来るし楽しいかな。
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京王高尾山口駅から東海自然歩道高尾山、城山、相模湖付近の概念図
(東海自然歩道(武井岳男著)山と渓谷社刊 より引用)
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「東海自然歩道 明治の森高尾国定公園 起点」
1969年厚生省(環境省)が長距離自然歩道を造ることを提案、1970年各自治体が協力のもと、道を整備して完成させた。
高度経済成長の折、憩いの場として自然を見直し、観光地でもない、山奥でもない、しかし自然の生態系が存在している場所として、公園に指定し自然歩道とした、と解説文には記述されている。
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「東海自然歩道東京高尾山〜大阪箕面までの行程図」 高尾山口自然歩道起点の案内板
緑豊かな自然と重要な歴史を伝える文化財を訪ね、心身の健康と安らぎを与える総延長1697.2kmの長距離自然歩道である(東海自然歩道の理念)
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「高尾山登山コース図」 ケーブルカーも含めて様々なコースがある、
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今日参加した、メンバーとツアーガイド水野さん、京王高尾山口駅から「稲荷山コース」を歩いて頂上に向かい、頂上で昼食の後「一号路コース」を歩いて、高尾山口駅まで戻る予定だ。
曇り空であるが、まずまずの天気、9:45 出発する。
コースは一般道であるから、家族連れでも歩ける楽ちんコース。
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奇しくも今日は薬王院の春の例大祭であると言う、稚児行列、信者達の行列が行く
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稚児修行の子供たち
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「薬王院」 真言宗智山派 大本山高尾山薬王院有喜寺。
天平16年(744)聖武天皇の勅願により東国鎮護の祈願所として行基菩薩により開山された。
薬王院の由来は、創建当初「薬師如来」を本尊としたことによる。
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南北朝時代には俊源大徳が入山して本尊「飯縄大権現」を奉祀して中興とした。
戦国時代には上杉、武田、北条の尊崇を受ける、江戸時代には特に紀州徳川家が手厚く保護していた。
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高尾山は山伏・修験者達の修業拠点でもある
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「高尾山頂上(599.2m)」
高尾山は関東山地の東縁に位置する山の一つ。交通の便が良い事と、登山道が整備されているので、年間260万人を越える人で賑わう。
頂上にはウオッシュレットのトイレが完備されていた(2014年4月20日現在)これには仰天。
恐らく日本の山の頂上でこの種のトイレはここだけであろう、外国人が沢山登山されるからだろうか。
また東京都では珍しい”むささび”の生息地である、夕暮れともなると、登山道からムササビが滑空する姿が見られる。 頂上到着 12:05
頂上で昼食のあと、一号路を麓の山麓駅まで歩いた。
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快適な尾根道を一気に下る。
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ヤマブキ、ミツバツツジが咲く快適な散策路をゴールに向かう。
今日のコースは子供連れのハイキングコースであるから迷うこともなく、道標も完備している。
[参考タイムを記す] 2014年4月20日(日) 曇り
高尾山口(9:45)-高尾山頂上(12:05-12:35)-高尾山口駅(14:22)
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この項完(東海自然歩道を歩く(2)、高尾山-相模湖へ続く) |
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