紀行

東海自然歩道を歩く(27-1)

くんま水車の里にて

 平成28年8月7日 池内淑皓

 今回の「東海自然歩道を歩く」は、梅雨入り前のわずかな晴れ間を探して歩いた。
6月5日(日)第一日横浜から浜松経由くんま水車の里泊(民宿遊楽亭あそびや、大平さ
             ん(090-4256-9118))
6月6日(月)第二日 くんま水車の里→静岡・愛知県境→阿寺の七滝→大野宿泊(旅館
             若松屋0536-32-1006))
6月7日(火)第三日 大野宿→引地集落→湯谷峠→鳳来寺→鳳来寺山→犬戻し岩→
             棚山高原(ビバーク(奥三河一帯は国定公園の為指定地以外の天
             幕使用は、営林署の許可が必要))
6月8日(水)第四日 棚山高原→宇連山→仏坂峠→四ツ谷千枚田→滝上バス停
             --JR本長篠駅-横浜
  (宿泊地の連絡先、画像等は全て宿の了解を得ています、以降総て同様)


2016年(H28)6月5日(日)晴れ
 くんま水車の里へは、浜松から遠州鉄道に乗り西鹿島駅で下車し、くんま水車の里行のバスに乗る。出発時刻が14:59発であるから、この時刻に合わせて横浜を出る。(くんま水車の里へのバス時刻(平日)7:00、8:23、12:59、14:59、17:59)
今日の泊まりは、前回5月11日宿泊した「くんま遊楽亭あそびや」であるから気楽に泊まれる。

遠州鉄道「西鹿島駅」 浜松駅から電車は20分間隔で出発しているから本数は多い、タクシーもいるが、くんまの里まで6,000円と言われた。遠鉄バスでは45分で690円の距離だ。

「くんま水車の里」バス停の前が道の駅で食堂、物産店がある、4時過ぎたためお蕎麦は食べられなかったが、五平餅は暖かいのが食べられた。    既に宿の主人が、迎えに来ていてくれた。

道の駅裏手には水車が置かれていて、山里らしいなかなか風情ある趣となっている。

「くんま遊楽亭あそびや」(053-929-0050) http://yugakutei.jp
昭和の造りであるが、南に広く縁側を取り、南斜面に畑とお茶畑が広がる
農家民宿であるから、田植え、畑、稲刈り、果樹の収穫、炭焼き等の体験がここで出来る

家の入口には炭焼き窯があって、冬には炭焼きの体験ができる。

つい最近まで使用したと言う「田下駄」、ここでは「大足」と言う。
後方には今夜食べる鹿の角が置いてある

「 ご主人手作りのバスタブ」 母屋からそのまま行けるように外付けされている、檜のログハウス調で、
アクリルの板を張った天井からは陽が射し、窓からは庭が眺められる。何とも贅沢な風呂だ。
トイレも”ポットン”ではなく、最新型のウオシュレットが据えられている、外国人も泊まりに来るからだと言う。

「大平せつさん」 大正四年生まれの 100歳、 昨年9月安倍晋三総理より表彰状を戴く。
この村から百年間出たことがないと云う家付き娘。私からささやかなプレゼントを差し上げた

  
食事をしながら歓談、奥に若者が居る、モンゴルから大平さん宅にホームステーしている「ソヨル君」。
ご夫婦がモンゴル旅行して以来のお付き合いだと言う。
ソヨル君は、首都ウランバートルに住み、父はその国の文化財クラスのモンゴル芸能音楽の作詞家で、彼も日本で演奏活動しながら、津軽三味線を習っていると云う。

今夜はお婆さんの百歳祝いと、私の歓迎を兼ねて演奏会を催してくれた。

私も10年前モンゴルを15日間訪ね、遊牧民のゲルに一週間ホームステーしたことがある。
その時覚えた日本の歌「故郷」を、モンゴル語で歌った。
トラエ ホー ジャブサン ノト ギーンハオール ザガスバリサン ノトギーンハーゴール・・・・・・
旅をしながらこのような出会いは、何物にも代えられない貴重な思い出だ。

この項完

東海自然歩道を歩く(27-2) くんま水車の里→県境→阿寺の七滝→睦平→大野宿 に続く