平成28年12月3日 池内淑皓
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2016年7月31日(日)晴れ、今日も暑い
涼しいうちに旭高原を出発して愛知・岐阜県境に向かう。
閑羅瀬橋(しずらせ橋)で矢作川を渡り岐阜県に入る。一汗かいて柿畑の集落に達し、黄梅院に詣で一気に颪(おろし)に下る。
ここから最後の急登40分、尾根道に出れば快適な明智・大正ロマンの散歩道に出る。
柏尾の集落に出れば舗装された照り返しの農道をひたすら歩き、ゴールの明知線の明智駅に向かうだけだ。
今回の旅は歩行中雨に降られる事もなく、炎夏の暑さであったが、樹林帯の中は思いのほか涼しく、快適なトレイルを歩く事が出来た。
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岐阜県側の案内板、地形図が示されているが、トレイルが概念図で歩く方向が定まらない
朱書きは当方で加筆した。
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涼しいうちに歩こうと6時に出発する。 (旭高原牧場にて)
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「愛知県旭高原少年自然の家」前に出て森の中に入る。 (空きがあれば宿泊出来る)
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矢作ダム下流の閑羅瀬に向けて植林帯の中を歩く、時折見えるはずの奥矢作湖は樹林のために隠れて見えない
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「閑羅瀬集落」 自然歩道は奥矢作湖経由の道と、直接閑羅瀬に出る道と二方向ある。
私はダムに寄らず、直接県境に向かう道を選んだ。
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愛知・岐阜県境を流れる矢作川を閑羅瀬橋で渡る
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「愛知・岐阜県境」 矢作川を越えると岐阜県に入る、静岡県内を歩いたのは長かったが、愛知県はアッと言う間に通過してしまった。
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閑羅瀬集落の外れ、急な尾根が張り出している登山道を、地蔵に導かれて柿畑に向かう
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40分の頑張りで三本松峠休憩所に着く、この先に休憩所があるから一呼吸入れよう。
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「柿畑集落」 広い盆地になっているがお茶畑はない。かつては養蚕が盛んであったと言うが、林業と野菜が生活の糧なのであろう
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「黄梅院」 曹洞宗のお寺。 本尊十一面観音像
寛永9年(1632)岩村盛厳寺の僧、宝山文鐘が開基
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禅寺らしくつつましやかに在る
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舗装道路を下り、大平で直角に左折、照り返しの強い県道をひたすら下る。
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「颪(おろし)」
柏尾方面明智への道はここでまた急坂を登る。登り口に清水が湧いているので早お昼とした。
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尾根上に出るまでは、倒木だらけの未整備な自然歩道をジグザグに登る。
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尾根に出ると「明智・大正村をたずねるみち」と題して快適なトレイルが続く、何とも心地よい道だ。
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柏尾の集落を抜ける
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明智に到着!
明智の地は「明智光秀生誕の地」と伝える。
明智鉄道明智駅前には東海自然歩道の案内と、「明智光秀公ゆかりの地」の標柱が建つ。
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明智鉄道 「明智駅」
予定より早く13時半に到着。体を洗って、ビールを探したが駅前にはないと言う、何とも薄情な駅だ。
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大正村を観光してゆっくり帰ろうかと思ったが、折角13:59の電車があるから大正村は次回として帰ろう。
名古屋には16:13分に着ける。
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[参考タイムを記す] 旭高原(6:00)→閑羅瀬橋(7:25-7:30)→三本松休憩所(9:00)→黄梅院(9:45-9:55)→颪(10:50-11:10)→千畳敷公園(13:20)→明智駅(13:35-
13:59)→恵那駅(14:48-15:01)-名古屋駅(16:13-16:34ひかり)-新横浜駅(18:22)
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東海自然歩道を歩く(34) 明智→岩村→野井→恵那駅に続く
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