紀行

東海自然歩道を歩く(57)
西青山駅・青山高原・布引峠

 平成30年1月17日 池内淑皓

 2017年(H29)8月25日(金)曇りから晴れ、暑い。
上野市のホテルから伊賀鉄道で伊賀神戸駅に出て、近鉄大阪線で西青山駅に向かう。昨日帰路に通った道を歩道橋まで戻り、林道を抜けて青山高原に向かう。高原の裾野に広がる林道を、延々と歩いて布引峠に到着。
 この峠を中心に「メナード青山リゾート」が広大な敷地に二軒の大型ホテルと、ゴルフ、ショッピング、テニス、釣り、陶芸等の施設を展開している。
今日はここのホテルに泊まる予定であったが、おひとり様の料金が仰天するほどの価格であったので、宿泊を断念。施設の片隅でビバークとした。

近鉄大阪線の西青山駅~布引峠~桜峠間の東海自然歩道概念図

伊賀神戸駅から近鉄線で無人駅の西青山駅で下車、昨日の続きを歩く

駅の前から昔の鉄道敷(廃線?)を歩く、両側には桜が植えられていて、素敵な散歩道となっている。
遊歩道の突き当りには乗馬クラブがあって、クラブハウスが鉄道の駅舎跡だと言う。

自然歩道は、いったん国道165号線の側道を歩き、東海自然歩道専用の歩道橋前に出て、森に入る

伐採用の林道であるが、快適に高度を稼いで、青山高原に向かう。

林道を離れて尾根道に取り付くと、自然歩道得意の木道が待っている。

高原の尾根道は舗装されていて、ドライブコースになっているのかな。

、天気はあまり良くないが、高原には何となく秋の気配が漂っている。
この辺りは、青山高原保健休養地と名付け、三重県の高級別荘地であると云う。

保険休養地から布引峠にかけては、半日ほど続く長い林道を歩く。やっと晴れてきた杉林が日光を遮ってくれるので助かる

比較的緩やかな上下道が延々と続く

大原橋で、航空自衛隊白山駐屯地への道を分けて、更に林道を歩く。
この道を真っ直ぐ行けば自衛隊駐屯地となり、行き止まり。

今度は舗装された林道を歩く。

 「布引峠」に到着。 ここは広大なメナード青山リゾート地の敷地内で、二軒のホテル、ゴルフ場、釣り堀、テニスコート、ショッピングエレア、陶芸教室等一大リゾート地となっている。
今日の一夜をここに求めたら、仰天する値段で宿泊を断念した。

幸いテニスコートのクラブハウスの軒先が利用出来そうなので、ビバークとした。
トイレ、水道、自販機があるから便利だ。

[参考タイムを記す] 西青山駅(8:05)→歩道橋(9:00)→青山高原保健休養地(9:55
/10:00)→県道R670号交差(11:00/11:10)→大原橋(12:20)→布引峠(14:30泊)

この項完

東海自然歩道を歩く(58) 布引峠・尼ヶ岳・大洞山・中太郎生(泊)に続く