紀行

東海自然歩道を歩く(74)
金蔵寺・ポンポン山・神峯山寺

 平成30年11月27日 池内淑皓

2018年(H30)4月23日(月)晴れ、暑い
今日は阪急電鉄の京都大宮駅から東向日駅に向かい、昨日ゴールした南春日町バス停から歩き始める。
「ポンポン山」という山に登り、京・大阪県境に到る、ここから東海自然歩道も最終章、大阪府内を歩く事になる。

東海自然歩道(南春日町~金蔵寺~杉谷集落) 概念図

阪急電鉄の東向日駅から南春日町行きのバスに乗れば、20分程で着く。

昨日歩いた樫本神社前まで戻り、神社前から左に折れて、自然歩道に入る。
石標は左大原野神社、善峯寺・岩倉道と彫られている

今日も竹藪道を潜る、ここはまだ掘られていない筍が多い
至る所に生えているが、掘り取るわけにはいかないよ。

金蔵寺への石標に従って山道に入る

「岩倉山金蔵寺」 養老二年(718)元正天皇の勅願で創建、天台宗の古刹
平安京造営の際、新都の平安を祈念して経文が収められたことから、西の岩倉とも呼ばれている。 

かつては49院があったという、社は江戸時代の造り。お寺に狛犬が神仏混淆の時代を物語る。 

寺脇から左に折れて、杉谷集落に向かう

快適な山裾を歩く

いきなり墓石のお墓が出てきた。金蔵寺と書いてあるから、この寺の墓石群なのだろう。

杉谷の集落に出て、道は直角に右折する 

東海自然歩道(杉谷集落~ポンポン山) 自然歩道は善峯寺には行かない

杉谷集落からは登山道となる、多くのハイカーが歩いているのだろう、道は奇麗だ

善峯寺への道を分けて、ポンポン山に向かう
みつばツツジが咲いていた 

薮椿も一輪咲いていた。快適な痩せ尾根を行く 

ポンポン山(加茂勢山)」(679m)この辺りでは一番高い山、三角点が建つ
名前の謂れは、昔この山は竹藪に覆われ、頂上付近は空洞であったと云う。踏み鳴らすとポンポン音がするので、その名が付いた。今は竹藪も刈り取られ、音がしなくなったと言う。

私も記念に一枚パチリ、ここからは大阪の地に入る、東海自然歩道も最終章に入った。

東海自然歩道(杉谷集落~加茂勢山(ポンポン山)~本山寺) 概念図

「夫婦杉、天狗杉、二本杉、高槻古木」 杉が株元から育っている、どこでも目にする形

「本山寺山門」 門の貫にぶら下がっているのは、何だろうか? 関東では見かけない
ぶら下がっている葉は樒(しきみ)で、”勧請掛”と言い、俗界と聖地の境を意味している。 
大阪商人達は、ぶらさがる縄の長短で米価や株価を占ったと云われている。(説明板)

「本山寺」 北山と称し、天台宗 延暦寺派。 本尊:毘沙門天(重文、日本最古の毘沙門)
役行者小角が開山し、宝亀年間(770)開成皇子が創建したと伝える。

自然歩道は参道を通り、神峯寺(かぶさんじ)に向かう

「神峯寺」(かぶさんじ)山門 光仁天皇勅願所と看板を掲げている(第49代天皇)

参道もなかなか風情がある。春は新緑、秋は紅葉の名所として名高い

「本堂」 天台宗。本尊:毘沙門天(秘仏)
開山は役子角、中興の祖は開成皇子(天武天皇元年(697)で、かつては七高山と称される修験霊場であった

今日のゴールは、高槻市の松が丘住宅が広がる「上の口」バス停。15分に1本バスが来る
24,000歩

        
[参考タイム] 東向日駅(7:07)バス→南春日町(7:30)→岩倉川・坂本橋(8:10)→金蔵寺(8:45-9:00)→杉谷集落(9:40)→ポンポン山(10:40-11:15昼)→本山寺(15:15-12:30)→神峯山寺(13:25-13:40)→原・上の口バス停(14:10-14:20)→JR高槻駅→阪急高槻市駅 

         
東海自然歩道を歩く(75)摂津峡・萩谷・竜王山・忍頂寺 に続く
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