ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
『善行の景観めぐり』 
4月27日(月)

天気:快晴 参加者:155名  距離:8km 
コース: 湘南台駅西口・・・円行公園(景観3)→湘南台大橋(景観4)→東勝寺(景観5)→境川サイクリングロードの桜並木(景観6)→鷺舞橋(景観7)→境川遊水地公園(昼食)→日大実験圃場(六会景観7)→雲昌寺(六会景観6)→六会駅東口広場(解散)


2班に分かれて円行公園出発 湘南台高校前
湘南台大橋から天空の城を望む 湘南台6丁目の小公園前
稲荷神社周辺 東勝寺の竹林
東勝寺のハナミズキ 境川サイクリングロードの桜並木
建設中の今田遊水地 鷺舞橋を渡ると横浜市
鷺舞橋から遊水地を望む 午後の部出発
管理情報センター前の藤 日本大学実験圃場
圃場内の坂道 雲昌寺の藤

写真:八柳

集合は湘南台駅西口から8分のいつもよく使われる円行公園、今は竹林が綺麗だ。朝から快晴、ウォークメイト始まって以来の150名を超す参加者とあって2班に分かれて10時20分頃出発した。
公園すぐ横の引地川柳橋を渡り右岸を上流に向かって歩く。川岸は桜並木となっているが、今は葉桜が綺麗な季節となった。港南台高校の先は遊水地建設予定の囲いがあり行きどまり、迂回して港南台大橋際に出る。この橋は湘南台駅周辺の交通渋滞を解消するため建設されたもので、田園地帯を横断するためアーチ状になっており、橋の上から眺める25階建ての巨大マンションの遠望は、天空の城として景観4に選ばれている。夜、橋から眺めるマンションの景色は綺麗なそうだ。

橋を渡り小田急線アンダーパス、国道467号線を横断し住宅地に入った。やがて小公園の先に赤い鳥居が見え、宅地開発のためまとめられたと思われる庚申供養塔がずらりと並んだ稲荷神社があった。稲荷の脇を上ると竹林があり東勝寺の境内であった。
東勝寺(臨済宗)は、一説には北条高時が新田義貞に攻められ、鎌倉の東勝寺で一族が自刀した後、ここに移ったといわれ、山号は再び燈を点じる点燈山となっているとの説明があった。

東勝寺を後に、境川右岸のサイクリングロードに出て川に沿って下って行くと、右手に梨畑があり、やがて見事な新緑の桜のトンネルとなった。お花見時期には人出で賑わうそうだ。
相鉄線、横浜市営地下鉄の高架橋の下をくぐると、景色が変わり右手は造成中の今田遊水地であった。今飯橋を過ぎると左が境川遊水地になる。右手に大きなナシ園があり、やがて遊水地公園のシンボルとも言うべき鷺舞橋が見えて来た。橋の形状は鷺が羽を拡げた姿を連想させる片面吊の曲線、橋の長さは129m、平成20年に開通したものだ。
橋を渡ると横浜市、地図を見ると境川遊水地は川の左岸にあり横浜市、先ほど通った今田遊水地は右岸にあり藤沢市である。11時30分頃、遊水地の一部が運動公園となっている所で昼食休憩となった。

午後の部は、ウオーキング教室、完歩表彰の後、遊水地を後に河岸段丘にある日本大学の実験圃場の牧草地内の緩い坂を上った。日大は六会駅西口の本部キャンパスを中心に東京ドーム12個分(55ha)あるというが、その半分が農場というから、すごいお金持ちだ。
坂を上りつめた辺りにあったのが、雲昌寺、慶安元年(1648)、徳川幕府から朱印九石を賜ったという。寺の棟や各所に葵の紋が見られたが、見事な藤に気が付かなかった人が多かったようだ。東口の駅前公園で流れ解散となった。日中25度を越す真夏日であったが、適度に風もありよいウォーキングが出来たかと思います。遥か埼玉の坂戸市、美里町、ふじみ野市からいらした方々いかがでしたか。(八柳 修之)