スタートは大和駅から10分のふれあいの森、斜面に敷き詰められたようなジバザクラはワンダフル。9時15分にはスタート。小さな川は引地川の源流、川沿いの緑が綺麗だ。東名高速高架下を潜るといずみの森、調整池の水面には周りの桜が映る。池を横断する橋から眼下に大きな水車を見下ろし、大和厚木バイパス、厚木大山街道を越えると座間市、10時15分。次なる桜の名所は東原桜並木道、屋台も出ていた。この桜並木は昭和28年、食糧増産のため畑の灌漑水路を完成させたことを記念して、芹沢、東原、栗原、大下の組合有志が桜並木を造成したという碑があった。
日産横の長い桜並木が終わり、左折した先が第3の桜ポイントの芹沢公園、10時45分着、小休止。公園の一角には戦時中に掘られた地下工場があったという案内板があった。
森を抜けて住宅地を歩き目久尻川上流橋を渡って座間谷戸山公園へ。スギ、ヒノキ、シラカシなど雑木林の森の小径、懐かしさを感じさせる里山、原風景である。管理事務所がある東入口広場、11時45分着、昼食となった。この日、座間の米軍キャンプが一般公開されるとあって、見学するオプションコースの時間を考慮して、12時20分、早めの解散式となった。
その後、かにが沢公園へ向かう。起伏のある地形、斜面のジバザクラは最後のハイライトであった。再び住宅地、日産の脇を通り、13時20分、50号線陸橋を渡った所で畑灌桜並木を観て相模原駅に向かうコースと、座間キャンプへ向かうコースとに分かれた。
筆者はキャンプへと約40分歩いたが長蛇の列、入口で待つ先頭に尋ねたら、3時間待ち、空港並みのセキュリティチェック、入場制限、キャンプ内写真撮影禁止、6時閉門と聞いて相武台駅へととぼとぼ歩いた。
最後はちょっと残念であったが、今日はお天気にも恵まれ、各所で座間の桜、名残の桜を観ることができ、もう一度あるきたくなる道、大満足の一日でした。(Y・Y) |