一般紙に掲載されたこともあってか、76名もの参加者があり、好天のもと元気に10kmのウォーキングをそれぞれ楽しんだ。善行駅から県立体育センターへの道に歩幅を計測できるポイントがあり、各々改めて確認したようでした。
「湘南の牧場を訪ねる」とあって、牛の放牧が見られる牧場を想像して参加された人もあったようでしたが、実際は牛舎のみの牧場。日本一小さい牧場の売り文句には、文句を言いたい人もいたようだが、絞りたての牛乳でつくったアイスクリームを食べて文句も収まったかも知れない。
今日のコースは、遊行寺を舞台に伝わる「小栗判官と照手姫の伝説」の縁のスポットを訪ねるウォーキングでもあった。
飯田牧場の手前にある遊行道場があったという閻魔堂跡には小栗墓塔、閻魔堂焼失後、閻魔像を管理するようになった花応院では、年2回しかご開帳しないという「小栗判官縁起絵」を特別に見せていただいた。帰途、小栗が餓鬼の姿になって土をふるい出て来たという土震塚(すなふるいつか)、榊の木一本しか生えていない、なんの変哲もない所であったが、歴史ファンには満足いただけたであろうか。
日大のバラ園で解散、お花の嫌いな人いないでしょう。もっと勉強したい人は日大博物館へと向かったようでした。(5・24 Y・Y) |