特別ウオーク『入笠湿原・上高地』 |
2007年 6月14日(木) 6月15日(金) |
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天気: 6月14日 雨 6月15日 晴れ 参加者:83名 |
コース:6月14日 入笠湿原 ふじさわ山荘宿泊 15日 上高地 大正池〜河童橋(昼食)〜明神池〜河童橋 |
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上高地の緑林帯を歩く | 梓川左岸の原生林 | ||
焼岳と河童橋 | 河童橋から岳沢を望む |
明神館前でトイレ休憩 | 梓川右岸を河童橋に向かう | ||
入笠湿原の花 | 上高地の花 |
(1)ツバメオモト (2)スズラン (3)レンゲツツジ(ふじさわ山荘付近) (4)クリンソウ |
(5)鮮やかなピンクの花 レンゲツヅジ (6)ラショウモン (7)岳沢をバックにしたヤマザクラ (8)マイズルソウ |
“楽しかったね、特別ウォ−ク” | ||||
第一日目(入笠湿原) 天気…雨 たまたま入梅日と重なってしまい、現地到着時点から霧と雨になる。ゴンドラ山麓駅から8分で一気に1700メ−トル地点に到着。霧雨の為残念ではあったが入笠山登山は諦め、入笠湿原散策のみとする。八ヶ岳あるこう会のメンバ−8名の方たちが道案内をしてくれた。 入笠湿原には80万本のスズランが群生しており圧巻。この日は未だ3〜4分咲きであったが、白い花を咲かせ始めたスズランに「可愛いわね…」の声があちこちから聞こえた。 霧の中の白樺林、クリンソウ、ツバメオモトといった花々も見られ悪天候にしてはマアマアではなかったのではなかろうか。 早めに<ふじさわ山荘>に到着した我々は早速入浴。参加者の三分の二が女性であった為、粋な計らいで最初の40分間は男子浴場も女性に開放し好評であった(と思う)。 6時からの会食は<八ヶ岳体験教室>とはまた異なったメニュ−で大好評。引き続きロビ−での懇親会も盛り上がった。 |
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第二日目(上高地) 天気…晴れ 朝方雨も上がり、食事前に山荘付近を散策する人も多い。レンゲツツジがきれいだ。 天気予報は「今日は天気が回復してくる」とのこと。皆、それを信じてバスに乗り込む。 松本を過ぎ、新島々を過ぎる頃から空が明るくなってくる。バスの中も「今日は昨日の分もとりかえせるね…」と明るい雰囲気となってくる。 大正池付近で下車。どうやら雨の心配はなさそうだ。大正池から河童橋までは二班に別れての団体行動。途中、田代沼で透き通った沼水に感嘆の声。田代橋を渡り梓川の右岸をすすむ頃には青空が広がり、焼山も八合目あたりまで姿を現す。 河童橋到着後、昼食。この地点は海抜1500メ−トルあり、それに因んでホテルの名前にも<五千尺ホテル><五千尺ロッジ>などという名前をつけているところもある。 河童橋からは岳沢の雪渓が見える。本来、晴れていればその上に西穂高岳、奥穂高岳、そして吊尾根の右には前穂高岳といった3000メ−トル級の山々が望めるのだが、今日は頂上付近は雲の中である。しかし雨を想定するなら上の上である。 各々ふじさわ山荘手づくりのオニギリを頬張り腹ごしらえの後、いよいよ梓川左岸を明神池に向かう。 明神池まではダラダラ上りで70分、帰りの河童橋までは右岸沿いに50分、合計2時間のウォ−キングである。左岸はうっそうとした原生林の中を歩くが、途中マイズルソウ、ラショウモンなどが可憐な花を咲かせている。原生林の古木と雨上がりの緑が眩いばかりだ。 この頃になると青空が空イッパイに広がり、歩いていると汗ばんでくる。自由歩行になると皆速くなる。折角の自然散策なのだから、そんなに急ぐ事はないとおもうのだが…。
柵内の明神池はヒッソリとしている。岩魚の塩焼きなどで有名な嘉門次小屋を横目に、再び梓川右岸に戻る。ここからは治山林道に沿ってつくられた散策路を河童橋に向かう。このコ−スは渓流も多く、木道がうまく配列されていて同じ原生林でも左岸を歩くのとは全く雰囲気が異なる。ツア−等で来る観光客はこの右岸往復が多い。
“楽しかったね特別ウォ−ク” 参加された皆さんは如何でしたか…。 これからも、楽しい特別ウォ−クを企画しますのでぜひ参加して下さいね。 入笠湿原・上高地ウォ−ク担当・谷村 彪 |
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