　　今年もバスで遠出して、県立２１世紀の森（足柄）の森林浴と展望、そしてみかん狩りと温泉を楽しむ、毎年恒例の人気の特別ウオークである。
当日は、快晴でこの時期としては風もなく穏やかな小春日和である。すばらしい天気に恵まれ、うきうきした旅行気分で、藤沢駅を7時過ぎにバス2台で出発した。21世紀の森へは、快適なドライブで予定通り9時前に着いた。
出発式のあと、森林、林業の展示室を見学して、早速天然の森コースの山道を登る。明るい森林に落葉を踏みながらジクザクに約30分の登る。セントラル広場で休憩、いきなりの登りで疲れた足を休める。
展望台からの富士山の景色には歓声を上げ、みな一斉に写真を撮る。山間から見える富士も趣きがある。また、テレビ塔から眺めも素晴らしく、丹沢の山々、東名、山北の町が一望でき、パノラマ写真を見るようだ。
ここから、酒水の滝へは、森林（杉）の中、長い下り坂を歩く、いい加減厭きてきた頃、視界が開けて洒水の滝が遠望でき、周りの木々の遅れている紅葉も色付いてきている。12時前に洒水の滝入り口へ到着、ここで待望の昼食タイム。
12時30分にバスで湯河原のホテルあかねに向い、14時頃ホテルに到着。すぐにホテル直営のみかん園に行き、甘いみかんを探し、網一杯に詰め込む。みかん狩りが済んだ人からホテルの温泉に入り、疲れた体を癒す。
その後、大広間で休憩、ビール（個人負担）でのどを潤す人などして思い思いに懇談する。当会員Ｎさんによる18番「どじょうすくい」のご披露もあり、衣装もそろえ本格的になってきた。
最後は、恒例の正田さんのハーモニカ伴奏で、童謡をみんなで合唱して、童心に帰ったところで帰宅時間となり、16時30分ホテルを出発、帰りも順調なドライブで予定より早く藤沢駅に到着。
お土産のみかんや楽しい思い出を一杯背負い、満足気な顔で帰宅の途についたようだ。（Ｉ・Ｋ）　　　　　　　　　　　　　　