≪国内版≫ バーチャルウォーク
歩いて健康 バーチャルウォークのすすめ

 八柳 修之

 歩き方色々、楽しみ方色々、私の理想はHP連載の池内淑皓さんの「東海自然歩道を歩く」や平野武宏さんの「寅さん歩」のような目的を持ったウォークです。このウォークは事前の計画、実行、記録、plan do seeと三つの楽しみを満たしているからです。池内さんは4年間、コースだけでも1697km歩いたというが、家からの往復距離等を含めると一体どの位の距離を歩いたことになるのか想像がつかない。平野さんも同様、連載が始まったのは、HPを見ると平成24年12月からだからもう6年、それと同等、あるいはそれ以上の距離を歩いたことであろう。そしてお二人とも、おそらく地球一周4万キロは歩いたことだろう。
 
 翻って、今の私には通常例会には追いついて歩けず、途中まででも結構です、というウォークメイトに参加するのがやっと、それさえも完歩していない。80の声を聞いただけで衰えをひしひしと感じるようになった。藤沢市の健康寿命男子80.7歳はこのほどクリアしたが、歩かないと歩けなくなるとしばしば注意されるので、毎日心がけて2〜3キロ歩くように心がけている。そんな折、家族で入ると安くなると言われガラ携から楽々スマホに代えたが使いこなせず楽ではない。歩数計に東海道五十三次を歩くアプリがあり、しかも歩けばローソンのポイントが付くとあってセットした。欲に始まる東海道492km、各宿場町を想像しながら時には広重の五十三次の絵をネットで見て知らず知らず歩いて5ヵ月、京三条に到着した。

 次はどこを歩くか。そんな時、頭にあったのが、池内さんの歩いた1700kmであった。東海道五十三次京三条の後、空想し楽しみながらどこまで歩けば1700kmになるのか。
 山陽道四十六宿(京都羅生門〜下関)576km、門司〜鹿児島市間国道10号線455km、飛行機で沖縄に渡って沖縄縦断120km、合計しても1642km。この先はない。しからば沖縄を起点として東京へ。折柄、発表された聖火コースを加えて1685km。それでも1700kmには届かない。沖縄から東京新国立競技場まで勝手にオリンピック仮想聖火コースとし、自分で楽しみながら作成したのが、貼付の記録帖である。幾人かの人に見せたら、公開したらと言われた。能書きを加えて記録帖らしくしたのが次の頁の記録帖です。例会に参加出来ずとも、毎日コツコツ歩いた距離を記録してはいかがですか。立って食事の支度を10分、洗濯を10分するだけで歩行に置きかえたときの時間はそれぞれ7分、お買い物を含めた家事労働だけでも一日2〜3kmは歩いているそうです。よかったら表裏をプリントし四つ折りにして使用してみて下さい。
 毎日2kmほど歩けばオリンピックまでには歩けます。達成してもご褒美はありませんが、達成感と健康があなたへのなによりのご褒美です。(これは西澤前会長の至言、パクリです)。

なお、この記録帖によるバーチャルウォークは湘南ふじさわウオーキング協会の事業とは関係ありません。

         健康ウォーキング 記録帖 (表面)        健康ウォーキング 記録帖 (内側)