ウオークメイト
藤沢・横浜市境散策
2008年
1月24日(木

天気:晴 参加者:60名 距離:10km
コース:湘南台公園〜鯖神社〜今飯橋〜天王泉の森館〜俣野公園〜県立遊水池公園(昼食・ウォーキング教室)〜水琴窟〜地神社〜日大博物館〜六会日大前駅

 鯖神社 天王の森和泉館(元清水製糸場本館)
早くも咲き始めた蝋梅 俣野公園で風待ちの凧揚げ
境川遊水池 前方に建物が情報センター 江尻講師のウォーキング教室
水琴窟に耳を傾ける 帰ってきたミナゾウ
写真提供:八柳

 初積雪の前日のお天気とは打って変わって、朝から晴天、風もなく絶好のウォーキング日和、60名もの元気印のウォーカーは10時過ぎ、湘南台公園を出発、一路東へ。最初に訪れたのは真新しい神殿の鯖神社。祭神は源頼朝に父義朝という。左馬神社が鯖とか、佐波とか表記されたものだと物知りの御仁の話し。
境川に出て右岸を下る。今飯橋を渡り東へ、田畑の間の道を通り天王泉の森館へ。ここは11月のメイトでも訪れた所。小休止後、館の裏手から台地に上る。くわくわの森という名であったが、森と呼ぶには木が少なすぎるのが気になった。住宅地を通り俣野公園に向う途中、蝋梅の花が咲き始めていた。元ドリームランドがあった俣野公園で小休止、ここも11月に訪れた所。子供たちが自分で作った凧を揚げていたが、生憎の無風。
鬱蒼とした暗い森の中の道を下ると前が開け田園風景が展開する。前面に一際目立つ大きな建物が境川遊水池情報センター。昨年8月に境川と和泉川の合流地点に建てられた境川遊水池の管理所である。館内の展示によると、遊水池には貯水池部分と運動場から成り総面積は30ha。遊水池掘削中、化石が発見され、この辺りの地層が解明された。化石が発見されたのは藤沢泥層と呼ばれる12.5万年前の地層、熱帯種の二枚貝が発見されたことから、かつてこの辺りは海であったという。ここの会議室を借用して昼食、食後、江尻JWA上級専門講師によるウォーキング教室、居眠りする人もなく熱心に聞き入っていた。

午後からは、境川を渡り、六会マンションの近くにあるS氏宅の水琴窟に立ち寄り、全員、妙なる音色に耳を傾ける。ほとんどの人は始めて聴いたようであった。六会日大前駅の近くの地神社で解散式、リーダーから希望者は日大博物館見学との案内があった。以前、他のウォークで同じ企画があったが、見学する人は殆どいなかったが、殆どの人が見学した。正面入口で江ノ島水族館の人気者であったミナゾウ(ミナミゾウアザラシ)の頭部と骨格標本がお出迎え。一階は動物の骨格標本、剥製、三階は蝶などの標本が展示されていた。みなさんの熱心さに学芸員のお姉さんも力が入っていました。
今日のウォークは動物学までいろいろ楽しみましたというのが、大方のみなさんの感想でした。(Y・Y)

参考:四季の道 寄り道シリーズ50「日大の博物館」 56「水琴窟